医療法人和会 武蔵台病院 様

- 本社
- 埼玉県日高市久保278-12
- 業種
- 医療・福祉
- 従業員数
- 280人(2026年4月1日現在)
- 支援内容
- 院内ネットワーク高速化・スマホ導入 支援、電話主交換機(デジタル化)・スマホ連動・電子カルテ連携 支援、看護管理支援システム導入 支援、RPA業務自動化 支援、補助金・行政施策活用支援、経営会議 出席(毎月開催)、学会等実績発表 共同研究実施
- 支援期間
- 1年5か月(2025年3月~支援中)
セル看護方式を支える「全面スマホ化」と院内ネットワーク基盤の刷新
武蔵台病院では、セル看護方式の実施に合わせ、院内コミュニケーション環境とICT基盤の抜本的な見直しを進めています。
従来はPHSを中心に、一部スマートフォンを併用して院内の内線・外線環境を運用していましたが、合同会社土巳宏では、PHSからスマートフォンへの全面的な転換に向けた導入計画の策定から実装までを支援しています。
スマートフォンへの移行を単なる端末の置き換えとせず、電話主交換機のデジタル化、スマートフォンとの連動、電子カルテとの連携を含め、院内コミュニケーション環境全体を再構築。さらに、スマートフォンを安定的に活用できるよう、院内LANの高速化、無線Wi-Fiアクセスポイントの増設・高速化など、ネットワークインフラの整備も一体的に進めています。
これらの取り組みにより、セル看護方式における職員間の迅速な情報共有や業務効率化を支えるとともに、今後の医療DXに必要となる、拡張性の高い院内デジタル基盤の構築を目指しています。
RPAによる業務自動化と生成AI活用で、医療現場の業務改革を推進
武蔵台病院では、ICT基盤の整備と並行して、RPAや生成AIなどのデジタル技術を活用した業務改革にも取り組んでいます。
合同会社土巳宏では、キーエンスRPAの導入・活用による定型業務の自動化を支援。職員が日常的に行っている反復的な作業を整理し、RPAによる自動化が可能な業務を選定することで、業務時間の削減と職員負担の軽減を進めています。
また、Google Geminiをはじめとする生成AIの業務活用や、Google WorkspaceとGeminiを連携させた業務効率化についても支援しています。
生成AIを単独のツールとして利用するのではなく、日常業務で使用するデジタル環境と組み合わせることで、資料作成、情報整理、文書業務など幅広い領域で活用できる環境づくりを進めています。
さらに、看護業務の効率化・可視化を目的とした看護管理支援システムの導入についても、現場の業務や既存システムとの整合性を確認しながら支援しています。
毎月のDX協議を通じ、経営と現場をつなぐDXを継続的に伴走
DXを病院経営の成果につなげるためには、個別のシステムやデジタルツールを導入するだけでなく、それぞれの施策を病院全体の経営課題・業務課題と結び付けていくことが重要です。
合同会社土巳宏では、毎月1回以上、理事長をはじめとする経営層とのDXに関する協議を実施。院内スマートフォン、ネットワーク、電子カルテ連携、看護管理支援システム、RPA、生成AIなど、複数のDX施策について進捗と課題を確認しながら、病院全体としての最適化を支援しています。
各施策の必要性や優先順位、投資効果、導入時期などを経営的な視点から検討し、必要に応じて施策の見直しや適正化を提案。また、国・自治体による補助金や医療DX関連施策についても活用可能性を検討し、DX投資に伴う病院側の負担軽減につなげています。
「何を導入するか」だけではなく、「そのDX投資によって病院経営と医療現場をどう変えるのか」という視点から、個別施策を病院全体のDX戦略へとつなげる伴走支援を行っています。
DXの成果を共同研究として検証し、学会等を通じて医療界へ発信
武蔵台病院におけるDXは、院内での業務改善だけにとどまりません。
RPAによる業務自動化や、Google Gemini、Google WorkspaceとGeminiを連携した生成AI活用など、実際の医療現場で進めてきたDXの取り組みについて、武蔵台病院と合同会社土巳宏による共同研究として成果を検証し、学会等で実績を発表しています。
現場でDXを実践し、その効果や課題を検証したうえで、得られた知見を医療界へ還元することで、単なるコンサルティングにとどまらない、実践と研究を結び付けた医療DXを推進しています。
通信・ネットワーク基盤の整備から、スマートフォン、RPA、生成AI、看護業務改革、そしてDX成果の検証・発信まで。
合同会社土巳宏は、経営層と医療現場の双方に伴走しながら、武蔵台病院におけるDXを「導入」から「活用」、さらに「成果の創出」へとつなげる支援を行っています。